Tax×Accounting

Business Tax Advisory (BTA)
Manager

入社の動機

公認会計士2次試験合格とともにEY新日本有限責任監査法人に入社し、10年近く上場会社や上場準備会社などの会計監査業務を中心に担当しましたが、経験を重ねていくうえで、自分自身のキャリアプランをどのように描くかを考えることが多くなりました。
その際に、将来どのような道に進むかはわからないものの、会計や監査の専門家である公認会計士としての経験だけでなく、税務というフィールドでの知識・経験を積むことで、会計や税務のスペシャリストになることができれば、将来の自分の選択肢を大きく広げることができるのではないかと思い、監査法人から同じEYのメンバーファームであるEY税理士法人への出向を希望しました。

入社後の印象・雰囲気

監査法人とは働き方や規模、人員構成等が異なり、同じEYのメンバーファームでも雰囲気がかなり違うと感じました。監査法人の場合は、一つの部署が数百人規模である場合もあり、監査現場で初めてメンバーと顔を合わせるというようなこともありましたが、税理士法人ではチームの規模はそこまで大きくありません。
また、私のいるチームは当時10人ほどのチームだったため、全員野球というかみんなで一つのプロジェクトをこなしてゆく、アットホームな雰囲気でした。上司に対しても意見を言うことが憚られるような雰囲気はなく、言いたいことがあれば遠慮なく言う、風通しのよさを感じました。

仕事内容

私が所属している部署はアドバイザリー業務を行うため、何でもやるというのが基本スタンスです。日系大手企業の連結納税申告書サポート(申告書レビューや申告書作成ソフトのマニュアルの作成、各社の作業スケジュールのモニタリングなど)、決算サポート(四半期及び年度決算における税金・税効果計算のサポート)やEYTASなど、ほかのサービスラインとともにクライアントのグループ内組織再編のサポートを行う税務業務のほかにも、連結納税の税効果会計サポートといった会計に関するアドバイスや、税法の観点から企業のペーパーレス化を推進するプロジェクトなども行っています。
業務の遂行にあたっては、マネージャーとして全体をコントロールするだけでなく、状況に応じて自らが実働部隊として稼働することでチームを支えています。

仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間

ありきたりですが、クライアントに感謝された時は、どんなにハードでもよかったなと思える瞬間です。
そのほかには、私が担当しているペーパーレス化の推進プロジェクトは一つの税制改正を契機として、非常に多くの企業が関心を持っている分野ですが、この業界では新しいビジネスの一つです。
こうしたビジネスについて、スタートアップから関与し、マーケットが成熟するまでに、いかにEYとしての質の高いサービス提供してゆくかというビジネスモデルの確立に携わることができるため、プレッシャーも大きい分、大きなやりがいの一つとなっています。

今後の目標・キャリアの展望

急速にテクノロジーが進歩している時代であり、5年先、10年先を見通すことは難しいと感じます。
5年後、10年後には、会計システムから税務申告書が自動で作成されたり、高性能の自動翻訳機が誰でも手に入り、海外とのコミュニケーションにおいて言葉の壁がなくなっているかも知れません。そうした状況であってもチームやクライアントから必要とされる専門家でありたいと思います。
そのために今の自分の専門性をより高め、自動化では対応できない付加価値のあるサービスを提供できるようにすることや、こうした時代であるからこそ、人と人のつながりを財産として大切にしてゆきたいと思います。

当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ

EYには4つのサービスラインがあり、税務だけではなく、アシュアランス・トランザクション・アドバイザリーといったさまざまなサービスラインのプロフェッショナルとコラボレーションして業務を行う機会があります。
ほかのサービスラインと協同して提案を行ったり、プロジェクトを進めることで、ひとつの事象に対して自分とは違う専門性を持つプロフェッショナルの視点での物事の捉え方を知ることができます。また、クライアントに対して質の高いサービスを提供することができるのは得難い経験だと思います。
また、EYは全世界に広がるグローバルネットワークを持っており、世界各国の多様なカルチャーを持つプロフェッショナルと仕事をすることができます。

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