Tax×Accounting
International Corporate Tax Advisory
Senior Manager
入社の動機
大学卒業後、不動産業を中心とした会計監査に携わってきました。インバウンド・アウトバウンドの投資案件に接するなかで、各国制度の差異に応じた設計、制度変更に対する迅速な対応の必要性を認識するとともに、あらゆる制度・規制が併存するグローバルな環境だからこそ多くの選択肢があることに気付きました。また、独立性が求められる監査だけでなく、クライアントにより近い立場で、また案件に現在進行形で関わる経験をしたいと考え、グローバルな案件に数多く接する機会があるという点から、EY 税理士法人に入社しました。
入社後の印象・雰囲気
職階、部門の隔てなく議論が行われており、フラットでコミュニケーションの活発な組織という印象を受けました。前職や母国が多様な人たちが集っているため、ひとつの問題をさまざまな視点からとらえていることに面白みを感じます。パートナーからスタッフまで直接議論しているため、意思決定や実施がスピード感をもって行われています。
また、リモートワークやフレックスタイムが普及していることは、新鮮な驚きでした。Skypeによる会議や研修が行われており、リモートワークでも効率的に業務ができる環境が整っていますので、気兼ねなくリモートワークを活用することができます。ライフステージに応じた柔軟な働き方ができることも魅力の一つだと思います。
仕事内容
外資系企業の現地法人化、日系企業のBEPS対応やSPCに係る税務意見書などに携わってきました。現地法人化プロジェクトでは、準備段階から実行、現地法人化後までを通して、付随する取引や組織の変更に伴う論点を含め、本国と日本の税務の観点からサポートしています。各論点についてはITSだけでなく、他部門やEYグローバルとも連携しながら、迅速な対処と幅広いアプローチの提案を心掛けています。日系法人のBEPS対応としては、導入時のマスターファイルのレビュー、国別報告事項を用いた各国のリスク分析などを行っています。
仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間
同じ業種でほぼ同じゴールの場合でも、画一的な業務やプロジェクトは無いということを意識しています。円滑なプロジェクトのためにはクライアントに固有の環境や価値観の理解が必要です。そうした理解は一朝一夕に達成されるものではなく、試行錯誤を繰り返し、クライアントに関する知識や経験を積重ねることで培われると思います。プロジェクトの進行とともに、クライアントの視点に徐々に近づくことで、クライアントのニーズに合ったサービスが提供でき、さらに長期的な関係や業務につながり、よりクライアントに対する理解が深まるという良い循環が生まれます。この良い循環に乗るための試行錯誤の過程、理解が深まった兆しが見えた時にやりがいを感じます。
今後の目標・キャリアの展望
税務といえども分野は多岐にわたり、クライアントの抱える課題はある特定の分野に限定されるのではなく、多くの場合は複数の分野に関連して存在します。クライアントに対する理解を深め、良い循環を生みだすためには、対応できる分野を広げ、クライアントとのコミュニケーションの機会を多く持ちたいと考えています。EY税理士法人には各分野のプロフェッショナルが在籍しており、そうしたプロフェッショナルとの連携が欠かせません。しかし、ある特定分野のみの関与や情報収集では、クライアントに対する理解を深める機会を失っているかもしれません。"専門家につなぐ「伝書鳩」"ではなく、"クライアントのあらゆる課題を発見、理解できる「ジェネラリスト」"を目指したいと思っています。
当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ
EY 税理士法人には現在の専門性を生かすだけでなく、新たな分野に挑戦する機会があります。プロジェクトごとに異なるメンバーと業務を行い、バックグラウンドの異なるメンバーから毎回学ぶことも多いです。リモートワークやフレックスタイムを積極的に活用する人も、活用しない人もいますが、いずれの場合も自身に合った働き方を選択しているように思います。新しいキャリアや分野への挑戦、ライフステージに応じた柔軟な働き方、という二兎を追ってみるという考えもあるのではないでしょうか。