DE&I

Diversity Equity& Inclusiveness

多様な視点とバックグラウンドは、
競争力の高い組織を構築し、
より良い社会を実現する鍵となります。

EY税理士法人(EY Tax)がDE&Iを推進しているのは、変化への対応力を磨き上げ持続的な成長を果たすためです。加速度的に変化する現代にあっては、異なる価値観を一方的に排除するのではなく、多様な価値観を認め合うことが新たな領域を切り拓くための大きな鍵となります。 短期的な利益を追求するというより、Diversity、Equity、Inclusivenessを兼ね備えることでより競争力の高い組織となり、中長期的な利益を確保し続けるビジネスモデルを確立できると考えています。

誰もがハンディを感じることのない職場環境を目指して

EYは多様性のある活力に満ちた組織であるために、人種や国籍、文化、宗教、信条、障がい、年齢、性別、性的指向および性自認などを異にする多様な人材を受け入れています。新卒・中途の分け隔てなく、すべての拠点で働く一人ひとりのメンバーが能力を最大限に発揮することのできる職場づくりに取り組んでいます。
たとえば女性の活躍推進も、かねてからDE&Iの柱の一つに据えてきたテーマです。EY Taxは性差による偏見のないパフォーマンス重視の職場です。部署異動などについても本人の意向を十分に考慮しています。管理職に占める女性の比率はすでに35%以上にのぼっていますが、今後も引き続き女性の活躍をバックアップするカルチャーを醸成し、管理職への登用を図っていくべく、次世代を担う女性リーダーの育成研修やイベントなどの啓蒙活動を展開するとともに、男性メンバーに対しても仕事と家庭生活の両立を促進しています。
また、聴覚に障がいを持つメンバーが安心して働けるよう、話し手の言葉をテキスト化してモニターに投影する要約筆記を行っています。職場における相互理解を促進するために、ろう者のメンバーによる手話講習会も定期的に開催しています。LGBTQ+などの性的マイノリティに関しても、偏見や差別をなくすための施策を積極的に展開し、誰もが自分らしく働ける魅力的な職場づくりを目指しています。

フレックス&リモートワークを推進し、多様な働き方を支援

ライフステージも価値観もそれぞれ異なるメンバーに、自らの可能性を発揮し続けてもらうには、育児や介護などで働く時間に制約がある場合でも、活動の機会が均等と感じられる公平性を担保することが重要です。
その一環として2014年からフレックス&リモートワークを推進しており、EY Taxならではのフレキシブルな働き方は採用市場でもその先進性が認知されています。コアタイムのないスーパーフレックスも導入しています。EY Taxは今後もこのフレックス&リモートワークを「EYフレリモ」としてさらに推進し、メンバーのライフ(プライベート)とワーク(キャリア)のマネジメントを支援していく方針です。
これに加えて現在は、いつでもどこでも働ける環境をつくるという目的のもと、移住をサポートするプログラムの試行も始めています。EY Japan全体として約30名の希望者を募り、本社から200km圏内であれば週に一度、それ以上の遠隔地でも月に一度は出社してもらい、チームとのコミュニケーションを取ることを条件に移住をサポートする試みです。リモートワークに関しては、現在リモート手当の支給や職員同士の結びつきを深めるITツールも導入しています。
これからは業務ごとにリモートと対面のベストな組み合わせを追求・実践していくことにより、「EYフレリモ」が基本的なワークスタイルになると考えています。

現場社員の声

  • K. Zhang

    Tax Technology and
    Transformation(TTT)

    私が所属している部門の業務では、EY Tax以外のサービスラインや海外オフィスとの横連携、協業の機会が多数存在しています。大部分の関係者は文化的背景や価値観、観点の相違がある中でも、柔軟性を持ってプロジェクトを進行することに慣れており、他者の意見を尊重しながらクライアントへのサービス提供を行っています。また、自分の苦手分野や新たな分野へのチャレンジ等に関しても、上司から手厚いサポートが受けられています。

  • K.Nakamori

    Global Compliance & Reporting
    金融チーム

    EY Taxは、性別によって評価やプロモーションに差が出ることはなく、日本の会社の中でも比較的女性の管理職比率が高い職場です。女性に限らず多様な価値観を持ったリーダーを育成することにより、各人の人生設計に沿ったキャリアの選択を推進しているのだと思います。また、私はCOVID-19が流行する前からリモート勤務を取り入れています。先輩からは育児と仕事の両立方法やバランスの取り方などについて、経験に基づく助言をいただきましたし、チームメンバーの理解も得やすい環境だと感じます。

  • K. Yamamoto

    タレント(人事)部

    タレント部で勤怠担当をしています。障がい者採用で働くのは初めてのため、他社との比較はできませんが、EYは周囲の理解もあって働きやすい会社です。DE&Iを重視し、研修も多く、知識の向上・周知に取り組んでおり、DE&Iが広く根付いていると感じます。EYのカルチャーは独特な解釈もあり戸惑うこともありますが、これまで気づけなかった部分に気づくことができたり、仕事面でも考え方の面でも成長するよろこびを日々実感しています。